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【採用情報の見方】「賃金」に関する用語解説

卒業前年度の3月から、ナビサイト等で公開される採用情報。そこには賃金や休日、福利厚生といった採用された後の労働条件に関するさまざまな情報が記載されています。
企業研究をする際には、企業のPRポイントや事業内容などの情報はもちろん大切ですが、これから自分が働くかもしれない企業の具体的な労働条件をしっかりと理解しておくことも大事な企業研究のひとつと言えます。特に重要な項目として以下の3つが挙げられます。

□賃金に関する項目
□労働時間に関する項目
□福利厚生に関する項目

今回は「賃金」に関する代表的な用語について解説します。

「賃金」に関する用語

【基本給】

通勤手当や住宅手当といった各種手当を除いた基本の賃金を指します。賞与や退職金計算のベースとされる事も多くあります。

【月給】

毎月決まって支給される賃金です。基本給に毎月固定の各種手当を加えたものです。残業代など月によって支給額に変動があるものはこの月給には含まれません。月給のうち基本給に加え、どのような手当が含まれているかを確認しておきましょう。

【年俸制】

年俸制は事前に1年間に支払う賃金を決定し、月々分割して支払う制度です。月給制では賞与など企業の業績や個人の成績によって変動しますが、年俸制は変動がないことが特徴です。成果主義の企業に導入される傾向があります。

【時間外手当】

会社の所定労働時間を超えて労働した勤務に対して支給される、いわゆる残業代と呼ばれるものです。時間外手当については労働基準法で支払われなければならないと定められています。

【固定残業手当(みなし残業手当)】

前述の時間外手当を、あらかじめ一定時間分の残業を想定し、毎月固定の手当として支給する制度です。月給に含まれる手当になるため、月給の内訳として固定残業手当が何時間分で手当額がどれくらい含まれているかを確認しておきましょう。「営業手当」や「職務手当」などさまざまな表記をしていることがあります。

【賞与】

毎月支給される月給とは別に支給される特別な給与で、ボーナスとも呼ばれます。採用情報に「年2回」と記載があれば、2回賞与が支給されるという意味ですが、企業の業績に応じて支給されるため、必ずしも約束されている給与ではありません。

採用情報における給与表記の例


上記の例の場合、月給23万円のうち、月30時間分の固定残業代が含まれていますので、月30時間を超えて時間外労働した場合に限り、はじめて時間外手当が支給されることになります。また、注釈で「東京勤務の場合」と記載されています。東京以外の勤務の場合、支給額が異なる可能性が高いので必ず確認する必要があります。

最後に

ここでは「賃金」関する用語について解説しました。労働の対価としての「賃金」は働くうえでとても大切な要素の一つです。正しい見方を身につけ、より良い企業選びにつなげましょう。