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企業を探す時のヒント(第2回)〜えるぼし〜

企業を探す時のヒント(第2回)は、厚生労働省が女性の活躍を推進する企業を認定する「えるぼし」マークについて紹介します。

「えるぼし」とは?

働く女性を後押しするため、女性が働きやすい環境づくりを企業に求める女性活躍推進法が2016年4月に施行されました。「えるぼし」は、この女性活躍推進法に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する取組みの実施状況が優良な企業を認定する制度です。

認定を受けた企業には認定マーク「えるぼし」が付与されます。定められた5つの基準の達成度合いに応じて、「えるぼし」マークは3つの段階に分けることができます。

1段階目=5つの基準のうち1つ又は2つの基準を満たしている
2段階目=5つの基準のうち3つ又は4つの基準を満たしている
3段階目=5つの基準の全てを満たしている

「えるぼし」とは?

5つの認定基準

【1】採用

① 男女別の採用における競争倍率(応募者数/採用者数)が同程度であること。
 (直近3事業年度の平均した「採用における女性の競争倍率×0.8」 が、直近3事業年度の平均した「採用における男性の競争倍率」よりも雇用管理区分ごとにそれぞれ低いこと。)
   又は
② 直近の事業年度において、次の(i)と(ii)の両方に該当すること。
 (i) 正社員に占める女性労働者の割合が産業ごとの平均値(平均値が4割を超える場合は4割)以上であること。
 (ii) 正社員の基幹的な雇用管理区分における女性労働者の割合が産業ごとの平均値(平均値が4割を超える場合は4割)以上であること。
 (※) 正社員に雇用管理区分を設定していない場合は(i)のみで可。

【2】継続就業

(i) 「女性労働者の平均継続勤務年数」÷「男性労働者の平均継続勤務年数」が雇用管理区分ごとにそれぞれ7割以上であること。
  (※) 期間の定めのない労働契約を締結している労働者に限る。
(ii) 「女性労働者の継続雇用割合」÷「男性労働者の継続雇用割合」が雇用管理区分ごとにそれぞれ8割以上であること。
  (※) 継続雇用割合は、10事業年度前及びその前後の事業年度に採用された労働者(新規学卒者等に限る。)のうち継続して雇用されている者の割合
 〇 上記を算出することができない場合は、以下でも可。が産業ごとの平均値以上であること。

【3】労働時間等の働き方

〇 雇用管理区分ごとの労働者の法定時間外労働及び法定休日労働時間の合計時間数の平均が、直近の事業年度の各月ごとに全て45時間未満であること。

【4】管理職比率

① 直近の事業年度において、管理職に占める女性労働者の割合が産業ごとの平均値以上であること。

② 「直近3事業年度の平均した1つ下位の職階から課長級に昇進した女性労働者の割合」÷「直近3事業年度の平均した1つ下位の職階から課長級に昇進した男性労働者の割合」が8割以上であること。

【5】多様なキャリアコース

〇 直近の3事業年度に、大企業については2項目以上(非正社員がいる場合は必ずAを含むこと)、中小企業については1項目以上の実績を有すること。 
 A 女性の非正社員から正社員への転換
 B 女性労働者のキャリアアップに資する雇用管理区分
 C 過去に在籍した女性の正社員としての再雇用
 D おおむね30歳以上の女性の正社員としての採用"

※認定基準には、上記5つの認定基準以外にも設けられています。詳しく知りたい人は、厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html)をチェックしてみましょう。

認定企業について

▼認定企業一覧はこちらから確認できます(厚生労働省HP)

「プラチナえるぼし」について

「プラチナえるぼし」について

えるぼし認定企業のうち、一般事業主行動計画の目標達成や女性の活躍推進に関する取組の実施状況が特に優良である等の一定の要件を満たした場合に認定される「プラチナえるぼし」の認定が、2020年6月よりスタートしました。3段階ある「えるぼし」のさらに上の段階ということで、「プラチナえるぼし」に日程された企業はかなり高い水準で女性の活躍推進を進めている企業と言えます。

まとめ

自分らしく働ける企業を探すためのヒント(第2回)は、「えるぼし」について紹介しました。現状、職場における女性管理職の割合が諸外国と比べ大きく下回っており、女性の社会進出がまだ十分でないと言われる日本。今後一層、女性が働きやすい社会づくりが進んでいってほしいですね。次回は、労働者の安全や健康を確保する対策に積極的に取り組んだ企業を認定する「ホワイトマーク」について紹介します。