水や電気、ガスといったエネルギーをはじめ、道路・鉄道など社会基盤を支える役割を果たすインフラ業界に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、近年では大規模な災害に備える防災や防疫の観点でもインフラ業界は大切な役割を果たしています。この業界の醍醐味は、なんといっても社会貢献度が高い点にあります。自分の携わる仕事が、人々の豊かな暮らしにつながりますので、「社会全体の役に立ちたい!」と考えている方にオススメの業界です。
厳密に言うと、「インフラ」という業種はありません。インフラという言葉の意味自体が指すように「社会基盤を支える活動をしている企業」がインフラ系の企業と言えます。電力会社やガス会社はもちろん、電力設備を支える電設機器メーカーや水道の配管やマンホールを作る会社、公共工事を行う建設・土木メーカーもインフラと言うことができます。
上記の通り、インフラには様々な企業が該当しますので、企業によって体験できる内容も異なってきます。一番大切なのは、インターンシップで「自分がインフラの何を学びたいか」を明確にしておくことです。社会的意義を実感したいなら、電力会社やガス会社の1day仕事体験で業界について学ぶのが良いでしょう。
インフラの中でも技術系の仕事を学びたいという方は、電気、機械、建築、土木、物理、生物、化学など、「自分が学んでいる内容がどのようにインフラの仕事に生かせるか」という視点でインターンシップを探すと良いでしょう。また、防災や防疫、省エネなど、自分の関心のあることから企業を探すのもおすすめです。