理系学生の就職活動編

専攻分野とはあまり関係のない業界に興味を持っています。
不利になりますか?

株式会社インフォセンス 

不利にはなりません。

採用面接では専攻内容に関わらず、「なぜこの業界に興味を持ったのか」質問することが多いです。その際に、ご自身が興味を持った理由をしっかりと述べることが大切です。また、学ばれた専門知識が志望業界で直接的に使えなかったとしても、膨大な情報の整理や、分かりやすい資料の作成、人前での発表など就活に活かせる経験をたくさんされているはずです。まずはしっかりと業界研究をして臨んでくださいね。

シーシーアイグループ 採用担当

あなたの熱意が伝われば、活躍できる場はたくさんあります。

その業界のどこに惹かれたのか、自分のスキルをどう活かすかということを明確にしておくことが大切です。
当社の場合、専攻分野と異なる分野で活躍している社員も珍しくありません。あなたの熱意とやる気をアピールすることができれば、活躍できる場はたくさんあります。

株式会社 中央コンピュータシステム 人事部人事課

未経験者歓迎の企業や、入社後の研修が充実している企業も沢山あります!

応募にあたり特定の知識を必須とする場合と、経験不問としている場合があるので各企業の募集要項や新人研修内容等を確認しましょう。なお、未経験者歓迎の当社では社員の88%が別の分野出身です。新人研修は専門知識が無いことを前提に、未経験でも必要な知識を身に付けられるカリキュラムになっています。

中本パックス株式会社 総務・経営企画部

専攻分野も重要ですが、それによって何を得たかも大切です

研究内容や専攻分野も大切ですが、それによって何をできるようになったか、どんな力を得たのかが大切になります。自分の「やりたいこと」「できること」が明確なのであればエントリーしても良いと思います。専門分野が違うことによって入社後の業務理解に不安を感じるかもしれませんが、企業が新入社員に求めるのは、仕事・経験を通じての業務理解やその後の伸びしろです。専攻分野でないことを過度に嘆く必要はありません。

南海辰村建設株式会社 総務部

自分が本当にやりたいことを熱意と覚悟を持って伝えましょう。

自分の専攻分野と違う業界に興味を持つことは、自身の可能性や視野が広がり、とても良いことだと思います。しかし、業界にもよりますが、特に弊社のような建設業ですと、技術職と呼ばれる分野に募集分野外の方が希望されたとしても、仕事を進めていく面で大変だと感じることが多くあると思います。とはいえ、一番大切なのは、なぜその業界で働きたいのかを考え、伝えることです。熱意と覚悟をもって努力することを伝えましょう!

株式会社JSベストマッチング 編集部

多くの場合は不利になることはありません。

専攻内容と企業が人材を求める事業領域に関連が深い場合に、採用において有利になることはありますが、直接関係のない業界に応募したとしても、不利になるということはないでしょう。大学で学ぶ期間よりも、社会に出て働く期間の方が圧倒的に長くなります。大学で学ぶことはあくまでも基礎力。それよりも企業は、これからの伸びしろを重視する傾向があります。ただし、「なぜその業界を志望するのか」「その業界で何をしたいのか」について、明確にしておくことが大切です。