Uターン・Iターン就職とは

Uターン・Iターン就職は、どちらも地方での就職を希望することを指します。Uターン就職は地方出身者が地元に戻り就職することを言い、Iターン就職は都市出身者が地方に就職することを言います。

採用情報の入手方法はさまざま

地方の就職情報サイトなどを使えば、都市で暮らしながらその地方だけの採用情報を見つけることができます。Uターン就職をする場合は、家族や親族、地元の友人、知人などから採用情報を得るのも1つの方法です。地方新聞の求人広告や求人案内、地元で開催される合同企業説明会などがないか、聞いてみましょう。また、ハローワークに問い合わせてみるのも良いでしょう。さらには、大学のキャリアセンター(就職課)を活用して地方の採用情報を探すこともできます。スタッフに相談してみましょう。

地方の企業にも、優良企業は多くあります。ただ、都市と異なり採用人数が少ないことが多いので、早めに採用の流れを確認して、エントリーや説明会予約などの機会を逃さないようにしましょう。

採用情報の入手方法

  • ● インターネット(地方の就職情報サイト/企業ホームページ)
  • ● 家族や親戚、地元の友人からの情報
  • ● 地方新聞の求人案内
  • ● キャリアセンター(就職課)

活動のポイント

Uターン・Iターン就職は、採用情報の量が少ないことや、説明会や選考に参加するための時間・交通費などの面で進めづらいと感じることもあります。そういったものを克服し、就職活動を成功させるためにも、早めに準備をすることが必要です。

早めに意思決定をしよう

就職活動を、都市と地方の両方で並行して行うのか、地方一本に絞り込むのか、それによって就職活動が大きく変わります。早めに意思決定をして、効率的なスケジュールを組めるようにしましょう。

長期休暇を有効利用しよう

地方に何度も出向いて就職活動を行うのは、時間的・経済的な面でかなりの負担がかかります。早めに情報を収集しておき、大学の長期休暇を利用して説明会や面接に参加するなど、効率的に活動しましょう。

スケジュール管理をしっかりと

地方で就職活動を行う場合、選考を受けるための移動や宿泊が伴います。長期休暇などを利用しても、限られた期間内に集中して活動を行う必要があるため、きちんとしたスケジュール管理がポイントとなります。

交通費補助金制度を活用しよう

地方自治体によっては、Uターン就職を行う学生を対象に、交通費の一部を補助する制度があります。条件・内容は地方自治体によりさまざまですので、問い合わせてみましょう。
※交通費補助金制度を設けていない地方自治体もあります。