面接形式によって異なる評価のポイント
面接試験にはさまざまな形式があり、代表的なものとして「集団面接」、「個人面接」、「グループディスカッション(グループワーク)」、「プレゼンテーション面接」などが挙げられます。それぞれの形式により評価のポイントが異なりますので、面接試験に進むことができた企業については、どのような形式の面接試験が行われるかを事前に確認し、その形式に応じた対応策を立てておきましょう。
集団面接
複数の学生が1人あるいは複数の面接官と面接を行う、1次面接など選考の序盤に行われることの多い面接形式です。
複数の学生の中、自分自身の言葉やエピソードで自分らしさをアピールできるかといった自主性や表現力、コミュニケーション能力などがチェックされます。一人ひとりに与えられる時間が短いので、質問の意図をつかみ、的確かつ簡潔に話すよう心掛けましょう。また他の学生が答えている間の態度もチェックされるので、自分の順番が終わった後も気を抜かないように注意しましょう。
個人面接
学生と面接官が1対1、あるいは学生1人と面接官複数で行う面接形式です。主に2次や3次面接など選考の中盤以降で行われます。
面接官は質問の受け答えを通して、人柄や志望度合い、能力や適性などを判断しています。集団面接よりも掘り下げた質問内容が多く、さまざまな角度から質問をされるので、具体的な内容で回答するよう心掛けましょう。個人面接は学生にとって熱意をアピールする絶好のチャンス!質問者の目を見て、一つひとつの質問に落ち着いて答えましょう。退室後も気を抜かないように注意!
Web面接(オンライン面接)
オンラインで面接を実施する形式です。近年、採用選考においてWeb面接を導入する企業が増加しています。
対面・オンラインの違いはあっても企業が面接を通して問う内容や評価基準に変わりはありません。事前に企業が指定するアプリなどのダウンロードや登録をして使い方を確認するようにしましょう。初めての人は、家族や友人にお願いして、あらかじめ練習を重ねておくと安心です。