内定に近づくためのエントリーシート作成ポイント
【1】具体的なエピソードを盛り込む
抽象的な表現はNGです。例えば「部員を増やすために色々な企画を立案しました」と書くより、「部員50人増をめざし、○○○という企画を実行しました。○○○とは…」と具体的に書くことが大切。特に苦労した話は具体的な結果・成果・評価があるものを選びましょう。「地区○位」など、結果に数字を入れて説得力を持たせるのも効果的です。
【2】「会ってみたい」と思わせる
採用担当者は、数百〜数千というエントリーシートに目を通すことになります。ひと工夫加えた表現や目を引くキャッチフレーズを入れるなど、「実際に会って話を聞いてみたい」と思わせることが重要です。
【3】話のポイントは1つに絞る
アピールしたいことがたくさんある場合でも、できるだけ1つに絞りましょう。いくつも盛り込んでしまうと、一つひとつの内容が薄くなり、結局あなたがどんな人かが分かりにくくなってしまいます。印象づけるためには、1つのことにポイントを絞って文章を組み立てる方が効果的です。
【4】「何をしたか」よりも「なぜそうしたのか」
特別な経験がなくても悩む必要はありません。大切なのは、経験したことについて「なぜそうしたのか?」「どんな風に考えたのか?」「結果、何を学んだのか?」など、あなたが感じたことやそのプロセス・経緯です。
【5】一貫性のある内容にする
エントリーシートが完成したら、一度全体を通して読んでみましょう。全体として内容に矛盾はありませんか?一貫性がないと説得力のないものになってしまうので注意しましょう。
印象に残るエントリーシートにするために
- 【1】1行目にキャッチコピーやタイトルを入れる(=結論を書く)
- 【2】強調したい部分は太字や箇条書きで目立たせる
【例】学生時代に最もがんばったことは何ですか?
- 飲食店でアルバイトを3年間続けました。
- 接客に力を入れ、グループ店で行われている
- コンテストでベスト接客賞を受賞しました。
3年間続けた飲食店のアルバイトでベスト接客賞を受賞!
接客力アップのために取り組んだこと
- 1.クレーム対応を積極的に行う→お客様のニーズを知ることができた
- 2.お客様の年齢に合わせて、お勧めメニューを変更できるよう、各年齢層の注文傾向を調べた
- 3.一度来てくれたお客様の顔はできるだけ覚えて挨拶をした
エントリーシート作成の注意点
- ●エントリーシートの原本にいきなり書き込まない
- ●面接でどこを深く聞かれても答えられるようにしておく
提出前に最終チェック!
- □ 誤字脱字はないか
- □ 文章は短く簡潔になっているか
- □ 記入スペースや指定文字数の8割以上が埋まっているか
- □ 記入漏れや空欄はないか
- □ 文体は統一されているか(です、ます調/である調)
- □ 話し言葉は使っていないか