氏名やプロフィールを企業に伝えること
エントリーとは、企業に対し「就職先として興味を持っている」という意思表示として、自分の氏名やプロフィール、連絡先などを企業に伝えることです。多くは、就職情報サイトや企業ホームページにエントリーのための専用ページがあるので、必要事項を入力して送信するとエントリー完了となります。その後企業からは、今後の選考スケジュールの詳細や、資料などが送られてきます。
エントリーの方法
【1】就職情報サイト
就職情報サイトを利用すれば、多くの企業に効率的にエントリーをすることができます。業種や職種など希望の条件に合った企業を選び出すことができるなど、便利な機能も備わっています。
また、就職情報サイトに「会員登録」しておけば、エントリーのたびに氏名・住所・大学名などの項目を入力する手間が省けるので、就職活動スタート時にぜひ会員登録しておきましょう。
【2】企業ホームページ
自社のホームページでエントリーを受け付けるという企業も数多くあります。採用活動を行っている多くの企業が、ホームページに採用情報に関するページを設けています。その採用情報ページにエントリーフォームがあれば、指定の項目を入力して送信することでエントリー完了。送信する前に、入力した内容に誤りがないか必ず確認しましょう。
【3】その他の方法
就職情報サイトや企業ホームページなどに情報が掲載されていなかったり、エントリーフォームが用意されていない場合は、企業の採用担当者宛に直接電話やメールで問い合わせてみましょう。
求人票による募集の場合は、応募方法が求人票に記載されているので、その内容に従ってエントリーしましょう。
逆求人サイトとは?
プロフィールなどを登録しておくと、企業からオファーが届く就活サービス。
一般的な就職活動で選考を受けるには、自分で興味のある企業を探して、エントリーをする必要があります。一方で、逆求人サイトを利用すると、企業側から選考のお誘いが来ます。企業は学生のプロフィールを確認した上で、自社とマッチングしていると判断した人に選考の案内をするので、効率的に就職活動を進めることができます。
自分のプロフィールやエントリーシートを登録しておくと企業からのオファーが届く仕組みなので、早く内定が欲しい人や自分に向いている企業がわからない人などにも向いている就職活動の一つの方法です。通常のエントリーと合わせて、両方を上手に活用すると良いでしょう。
エントリーの注意点
受付期間に注意して、早めのエントリーを心掛ける
企業は、それぞれの採用スケジュールに沿ってエントリーの受付開始や締切を設定しているところがほとんどです。「エントリーしようとしたら受付がすでに終了していた」ということがないように、余裕を持って早めのエントリーを心掛けるようにしましょう。
あまり絞りすぎず、幅広くエントリーする
あまり志望度が高くなかった業界や職種でも、説明会や選考に参加するうちに関心が湧いてくるということはよくあります。エントリーする企業を絞りすぎて、後になって慌てて追加エントリーするということがないように、初めは幅広い視野を持ち、多めにエントリーしておきましょう。
重複エントリーは避ける
数ヶ所に採用情報を掲載している企業もありますが、いずれか1ヶ所にエントリーすれば、エントリー者として登録されるようになっています。重複エントリーは、採用担当者が同姓同名の学生からのエントリーだと誤解してしまうこともあり、採用担当者の手を煩わせることになるので避けましょう。
エントリー後の流れは?
エントリーが完了すると、企業から選考に関する連絡や各種案内メール、また会社案内などの資料類が届きます。重要な情報ばかりなので、必ずチェックしましょう。特に企業からのメールは、会社説明会の日程やエントリーシートの締め切りなどが記載されていることもあるので、見逃すことのないよう、細心の注意が必要です。
企業から届くもの
郵送で届くもの
●会社案内 ●エントリーシート ●選考スケジュールに関する案内 など
メールで届くもの
●定期的な採用関連情報 ●会社説明会・セミナーの案内
●エントリーシートをダウンロードするためのURL など