就職活動を始めるみなさんへ

大学を卒業すれば、どんな生活が待っているのでしょうか?多くの人が社会人となり、働くことに多くの時間を費やすようになります。この働く時間が有意義なものであれば、人生は豊かなものとなるでしょう。これから始まる就職活動は、人生を豊かに過ごすための道筋を自分の力で探し出す、とても大切な時間です。

また就職活動は、自分自身を振り返り、見つめ直すまたとない機会にもなるでしょう。この貴重な時間を無駄にしないよう、一日一日を大切に過ごしてください。

就職活動のポイント

主体的に取り組める人材が求められる

厳選採用という方針で、「採用基準をクリアしなければ採用予定人数を満たさなくても良い」という企業が多い現在、しっかりと現状を受け止め、受け身にならずに自ら考え行動する主体的な人材は、企業にとって魅力的です。仕事においても、困難な状況に遭ったとき、主体的に取り組むことがとても大切だからです。このようなパワーのある人材がより必要とされています。

自分を貫く姿勢が大切

「とにかく内定が欲しい」という気持ちが強くなり、企業の求める人物像に自分を合わせてしまいがちですが、採用のプロである企業の採用担当者には簡単に見破られてしまいます。自分の信念を通し、就職活動を行うことが大切です。

就職活動を成功に導く考え方

1)マイナス思考を捨て去れ!プラス思考が内定へ導く

就職活動のことを考えると、どうしても不安が大きくなってしまうことがあると思います。しかし、過度にマイナス思考になってしまうのは良くありません。就職活動は行動あるのみ。自分の現状を受け止め、前向きに行動することが大切です。反対に、物事の良い面を探す癖をつけられれば、さまざまなところでチャンスを発見できるようになるでしょう。

2)入社後、いきいきと活躍出できるイメージを持てる企業を選ぼう

就職活動では、ただ内定を獲得することだけを目指すのではなく、自分の強みや特性を生かせそうな企業にめぐり会い、入社後にビジネスの現場で活躍できたときこそが、就職活動の成功と捉えましょう。志望業界への憧れや興味だけでは、実際の選考で通用しません。「自分はなぜ『この企業』に入社したいと思うのか」、「入社できたら『この企業』にどのような貢献ができるのか」を自分なりに明確にして選考に臨むこと、それが入社後の活躍や本当の意味での就活成功につながります。

3)就職活動は成長の場となる

就職活動には、自分自身をしっかり見つめ、自らの責任で決断をしなければならない場面がたくさんあります。また、学生生活ではなかなか経験することのない大人との会話や、ビジネスマナーも身につけなければなりません。これらのことにしっかり取り組めば、就職活動を終えたとき、一回り成長した自分に気づくはずです。そしてそれは社会に出る時、大きな自信となるでしょう。