インターンシップの形式は大きく3種類

■グループワーク型
実際の仕事内容に近いワークショップやディスカッションを行います。サマーインターンシップやウインターインターンシップとして募集される場合が多く、大手企業のプログラムでは高い倍率になります。

■実務型
実務型インターンシップは企業の一員として、実際の業務に取り組みます。社員と変わらない業務を任されることもあり、報酬がもらえる場合が多いため、アルバイトに近い形となります。

■セミナー型
説明会形式で行われるプログラム。短時間で業界や職種、企業についての理解を深めることができます。社員との座談会や簡単なグループワークなどを実施するプログラムもあります。

具体的なプログラム例

■1day仕事体験
人事担当者がセミナー形式で業界や企業について説明するほか、簡単なワークや先輩社員との座談会があります。気軽に参加できるため、これから志望業界・企業を決めていきたいと考えている人におすすめのプログラムです。

■仕事体験型プログラム
参加企業の業務を社員と一緒に体験することができるインターンシップ。社員とマンツーマンで課題に取り組むだけでなく、実際に営業現場に同行したり、社内会議に参加できるプログラムもあります。社員交流の機会も多く、企業研究に非常に有効です。

■課題解決型プログラム
意見をまとめる力や相手を納得させるプレゼンテーション力といった、仕事に求められる能力をグループワーク等を通して体感することができます。

■就業型プログラム
企業内で報酬をもらいながら業務を行うインターンシップです。実際の企業内で社員と同じ環境で業務を行うため、社風や社員の雰囲気を感じ、仕事のやりがいや大変さをリアルに体験することができます。

インターンシップの期間

1day仕事体験(1日)

1日間で実施されるプログラムです。グループワークやセミナー形式での開催が多くなっています。

■メリット
・短期間なので複数の企業のプログラムに参加できる
・企業、業界研究ができる

短期インターンシップ(2日〜2週間)

数日〜2週間程度で実施されます。社員と交流できる時間も長く、しっかりと企業や業界について学べます。

■メリット
・社員と深く交流できる
・実務に近い業務体験ができる
・向き不向きがわかる

長期インターンシップ(2週間以上)

2週間〜長ければ1年以上の期間、企業の一員として就業体験を行います。
その企業や業界、仕事の魅力を深く理解することができます。

■メリット
・ビジネスマナーが身につく
・報酬がもらえる
・価値観の近い学生と出会える

まとめ

インターンシップは形式×プログラム内容×期間の組み合わせで考えるとよいでしょう。「グループワークで課題を解決する1日間のコース」といったように、あらかじめ自分が参加したいインターンシップをイメージしておけば、実際にインターンシップを探す際に迷わなくても済みます。

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